博士(工学)。天然物有機化学者、そしてベニバナ研究家です。“コツコツ実行”を志す努力家タイプ。好きな言葉は感謝。高校時代から頑固で寡黙、週7時間の工業化学実験に熱中し、専門書を読んでいました。理科は、教科書の中だけで終わらないのが醍醐味。サイエンスには無限の拡がりがある。「人生は化学平衡のようなもの。平衡移動の法則(ルシャトリエの原理)に従わない人生も楽し」なのだ。意味が分からない諸君、化学Ⅱを履修しなさい!

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夏休みの歴史探訪

2010.08.26

 夏休み数回にわたって歴史探訪を行いました。娘の自由研究ということで,関東にゆかりのある歴史人物に関係した場所に実際に赴き,写真を撮って模造紙にまとめて発表するという計画に協力(主に移動手段)しました。関東でゆかりがあり,なおかつ帰省先でも調べられる人物ということで,「平将門」を選んだようです。平将門は,平安時代におきた承平の乱の主人公です。7月下旬に大手町にある「将門塚」にはじまり,坂東市岩井にある「国王神社」,「島広山・石井営所跡」,「延命寺」,常総市にある「豊田の館」,足利市にある「鶏足寺」,佐野市にある「唐沢城跡」など楽しく歴史探訪を行いました。
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 個人的に,日本史は好きで,歴史上メジャーな人物や出来事に興味がありますが,地方史・伝説にも興味があり,時々探訪したりしています。

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小学校での訪問実験

2010.08.21

 先日,市原市内にある小学校で実験授業を行いました。テーマは,「ケミストリーってなあ~に」で,化学反応に関する実験を紹介しました。授業がはじまると,児童たちの興味津々な態度やレスポンスの良さには大変驚かされました。演示実験は,テルミット反応など高等学校では馴染みのある化学反応を中心に行いました。小学校では,6年生で「酸・アルカリ」を学習するようで,化学反応を身近で見る体験は初めての児童が多かったと思います。
 中学校や高等学校では,理科が難しいと感じる生徒が多くなり,興味・関心はあっても身近な存在としての認識が薄れている生徒が多いようです。定性的な観察に対しては簡単に受け入れることができても,定量的・論理的な部分(計算力,思考能力)になると急に高いハードルとして受け止めてしまい,遠い存在になるのかなと感じます。そうならないためには,土台となる小・中・高の理科教育をそれぞれのステージおいて「やるべきことをやる」姿勢で教授する必要があるのではないかと思います(現実は難しい問題が多くありますね)。今回の実験授業を通じて,小学校での理科教育の構築と中学校でのシフトならびにレベルアップがどう成されたかによって,生徒のモチベーションが異なってくるのではないかと感じました。
 実験授業に参加してくれた児童達がどのように感じてくれたか,「どうして?」「何で?」「なぜ?」という疑問から,「やってみる」「調べてみる」という行動へ,そして「そうだったのか」「わかった」「なるほど」という理解へ,さらには「この場合はどうかな」「さらにやってみよう・追求してみよう」という探求へとレベルアップしていくレールのスタートに今日の実験がなってくれれば嬉しい限りです。楽しい半日でした。

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科学部 夏の天体合宿

2010.08.04

 恒例の夏の天体合宿を本校で行いました。今回の天体観測は天候に恵まれ,夏の大三角形の主要な星は確認できたものの,月明かりで比較的明るい夜でしたので今一という結果でした。天体の他には,東海大学学園オリンピック理科部門夏期セミナーに参加する部員3名に対する研究発表の練習等を行いました。就寝時間までみっちりと発表練習が行われ,質疑応答では他の部員から厳しい質問が浴びせられ,密度の濃い高いレベルでの発表練習となりました。こうした訓練がプレゼンテーション能力を高めるひとつになると思います。3名の活躍を期待したいですね。また,体験入学や他で実施する実験授業に関する薬品調合や予備実験などの準備も合宿を使って行いました。
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夜の湘南キャンパス

2010.07.25

 研修も終盤になった本日,夕食後時間が取れたので,久し振りに夜のキャンパスを散歩しました。今から20数年前,研究に明け暮れていた時,閑散とした深夜のキャンパスを帰宅していた頃を再び味わいたいと思い,デジカメを持って散歩することにしたのです。
 寝食している松前会館をスタートして,2号館,1号館,南門方向へ進みE棟,F棟,17号館,12号館など理工系実験棟へと結構な距離を散歩しました。歩いている学生も少なく,汗をできるだけ掻かない様にゆっくりと歩きました。

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 雰囲気は当時のままで,日々「ベニバナ」と実験器具に囲まれ,英文と格闘し,充実した1日を終えて味わう達成感やキャンパスの夏の匂い,温度・湿度が絶妙なタイミングでコンタミした空間を仲間と楽しみながら帰宅していた当時が再び甦りました。
 小生は,その“時空”がとても好きでした。もしかすると,そんな空間を今でも求めているのかもしれませんね。みなさんもチャンスがあったらぜひ味わってみてください。

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中和滴定実験

2010.07.22

 7月21日~26日の6日間,東海大学湘南キャンパスで理科の先生が集い,実験や授業展開の方法について研修をしています。小生は化学が専門なので,酸・塩基反応とpHに関する実験,酸化還元や講座に関する授業指導案,試験問題等の作成方法を勉強し,より良い授業展開ができるよう検討しています。
 本日は中和滴定実験をしました。滴定実験そのものは普段「化学Ⅰ」で行っていますので別段真新しい事ではないのですが,水酸化ナトリウム水溶液のファクターを求めるために,一次標準物質(フタル酸水素カリウム)を用いて事前滴定を行ったことや水酸化ナトリウム水溶液の滴下量とpHの変化をアナログメータで地道に測定したことが久し振りとなった実験でした。普段の授業では,イージーセンサーを使って一気に滴定曲線を描いてしまうので,当量点付近の変化を見定めるために1滴1滴を慎重に行ったため「実験をやったな」という気分になりました。

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この実験を通して感じたことは,操作の過程で,滴下量に対してpHの値をその都度グラフにプロット(データ入力)し,次のpHを予測をしながら滴定すると,滴定の変化の理由がより深く考察できるのではないかという点,また,指示薬の色の変化,緩衝作用,塩の加水分解などを同時に考察することができればベストという点などがリンクすると,より密度のある実験に発展できると思いました。そうなるような授業展開ができると良いと感じました。

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ある日の江戸城

2010.06.04

 新緑が映える日曜日。娘と一緒に皇居東御苑に行った。娘は歴史に興味を持ったらしく,城を見たいというので,天守閣は無いものの城郭や敷地の雰囲気は抜群の江戸城跡を見せることにした。竹橋駅を下車し,平川門からスタートした。右に平川濠,右に天神濠に挟まれた上り坂を歩んでいくと,やがて天守台にたどり着きました。ここに大奥や本丸があったのというイメージを相当大きく膨らませながら広大な芝生に座って休憩。 

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 その後,松の廊下跡,富士見櫓などを見ながら大手門へ向かいました。途中大きな欅の木があり,当時の様子を見ていたのかなと想像するのでした。その後,百人番所,大手門を出て,皇居前広場,二重橋,正門と歩きました。都心ど真ん中。散策にお勧めのひとつ。久し振りにのんびりできた日曜日となりました。

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土曜日の懐かしい授業

2010.05.15

 小生をはじめ学園の先生方が1ヶ月に1回程度の割合で大学に集まり,理科教育に関する講習を受けている。昨今の教育環境の変化から如何に理科教育を充実させられるか,授業を実りあるものにさせられるか等,そのノウハウや意見交換など行っている。
 本日,東海大学代々木キャンパスに勉強に行ってきた。内容は,教師のための科学的リテラシー講座②「原子価結合法と分子軌道法」,「形成的アセスメントと知識論」・演習の2テーマを学習した。
 講座②は,大学時代に学んだ混成軌道の復習やLUMO法,HOMO法に関したフロンティア軌道論等の解説がなされ,小生が有機化学分野に進路選択のきっかけとなった内容を学習することができたのである。拝聴して,とても懐かしく,また,近年の理論を含め,ウキウキする気分を久し振りに味わった。これを高校生に伝えられたら!原子・分子の反応論の曖昧な部分が少しすっきりするのにと思うのだが,今のレベルでは「古典化学(自称)」が精一杯なのだ。反応を牛耳るのは「電子」の挙動。「電子」がエネルギー的に納得する挙動が,反応として行われ,新しい物質が生まれるのだ。s軌道,p軌道,d軌道,f軌道,sp混成,sp2混成,sp3,d2sp3混成軌道,量子化学,波動方程式等が説明できたら面白いのだが・・・・。以前の「理科講座」ではちょっと触れたことがあった。小生が高校生時代には,専門化学で学習した。が,今は,ボーアモデル理論で精一杯だろう。う~ん残念。でも,興味ある生徒がいたら予約可能。月曜補講で講座を開設しよう。
 「形成的アセスメントと知識論」では,コンセプト・カード・マッピングに興味を持った。授業で何気なく取り入れよう。

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41150(103)?

2010.05.08

 久し振りのブログです。それだけ充実した毎日だったということでしょうか?自己紹介は済みましたので,ここからは小生流のブログを展開していきましょう。
 さて,タイトルの数字(おおよその数字)は何だと思いますか?
 これは,3月末から5月連休明けまでに記述した主な執筆文書の文字カウント数です。教科や学年などの校内の雑多な文書は除いてあります。もちろんブログの文章カウントはしていません。それらを入れたらさらに増えるでしょう。(  )は400字原稿の枚数です。

 主な作品
・文芸誌「あかいはな」(ローカル文芸誌,札幌では有名)
・2010年度大学入試「化学Ⅰ・Ⅱ」問題解答,解説(2011年度大学受験生へ 6月下旬に書店にて)
・「べにばな」関連文書
・課題論文,研修課題,理科関連(お仕事)等

 文書を打たない日は無く,土日も含めてよく記述したなという実感です。でも,これは極々少ない方でしょうね(日々文書を書いている方からはお叱りをうけるでしょう)。でも,甘えさせてください。
 しかし,振り返ると記述したものが,活字として残ることは良いことだと思います。記述した責任も生まれますが,結果として自分の痕跡をまた一つ残せたなと思うのです。自分が記した内容を誰がどんなシチュエーションで読まれるか,どう受け止められるかわかりません。こちらが意図したことをしっかりと伝えられたら良いのですが,真意に反して受け取られてもそれも運命。ただ,不適切な文書や内容でご迷惑を掛けてしまっては申し訳ない。
 でも,小生の文書は長い(ブログも長い。だから読まれない。)。字数制限は気にしない。制限させるなら,お願いするな(これは失礼,本音では・・・)。書きたいから書く。伝えたいから書く。伝わらなくても書く。困ったものです。
 このブログも常識外れの長い文章!まとまらないから長い文章。でも,今後も書きましょう。 

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こんにちは。2010年度。

2010.04.11

 こんにちは。今年度もブログを書くことになっているみたいで,例年の如くご挨拶。2010年度もよろしくおねがいします。

 さて,2010年度がはじまって上旬が経過しました。新たにブログを読んでいただける方もいらっしゃると思いますので,4回目の自己紹介を致しましょう。

名前は,「ふくしま あきよし」です。プロフィールに簡単にコメントしてあります。ここでは、もうちょっと詳しく自己紹介します。

今年度は2学年。 
 望洋高校に良くも悪くも慣れ,先輩と後輩に板ばさみの2年生。
 サンドウィッチのチーズのような存在感を持った学年になれ!
 (厚いパンに挟まれた薄いチーズ。食べると,真っ先に口に広がるチーズの存在感)

今年度の科目 理科総合A,化学Ⅰ,理科講座(化学系)
          サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト担当

自分の良い点:○自分で決めたことは周囲の影響を受けずに全うする。
       ○こうすると決めたことは事細かに処理する。
       ○周りの雰囲気にあまり左右されない。
       ○自分が良いと思ったことや納得したことは周囲に合わせず行動する。
       ○自分が良いと思ったことや納得できたことは周りの雰囲気に合わせる。
         
自分の悪い点:○自分がどうでも良い。ここまでで良いと思ったことは
           ほんとうにそうする。
       ○自分がどうでも良いと思ったことは周囲に合わせる。
       ○自分が“まあい~か”と思ったことは回りの雰囲気に合わせる。


行動パターン:☆必要以外,買い物は,ほとんど一人で行く方が気が楽で
          よい(家族以外)。
       ☆博物館・美術館や図書館は絶対一人で行く(家族以外)。他
        人に自分のペースを崩されたくないというより,他人のペース
        に合わせてあげるという気遣いだけの場となる。
       ☆(半強制的な)宴会後に店の前で無駄な時間を費やす集団に
         はなじめない。さっさと次の予定に移る。2次会,3次会は無駄
         な時間と思ってしまう(社会人として反省)。
       ☆計画を実行しているときは,次の次の行動計画が頭に出でき
        てしまい,その場限りの盛り上がりは引く。すでに過去の事。
       ☆1日の行動計画は,朝のトイレで構築してしまう。遅くなっても,
        ほぼ100%実行する。(恩師の言葉:明日できる仕事は今日し
        なさい ⇒ 大学院時代に培った理工系研究者の極意である。
        自然科学の世界では勤務時間は無い。世界に勝てない。)
        これは,趣味も遊びも仕事と同じ概念である。
       ☆本番は,なる様にしかならないと思っている。その場その場に
        応じて,臨機応変,適当,好い加減で対処する余裕が必要と思
        っている。

※臨機応変・・・場の状況に応じて,柔軟に対処する。
※適当・・・場の状況に応じて,最も適した当たり前の対処を行う。
※好い加減・・・場の状況の応じて,最も良い加減(加え過ぎず,減らさ過ぎず)で対処する。

すばらしく,ちょ~マイペースな完全なるBO型か(科学的には無意味)。
KYでは無いと思うが。
         
2010年度も,臨機応変型(ルシャトリエの原理に従う面もある)としながらも,「人生は化学平衡」のようなものである。でも、平衡移動の法則に従わない人生を歩みたいと思う。

よろしくお願いします。以上です。

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科学部 化学クラブ研究発表会 12年振りの金賞

2010.03.15

 日本化学会関東支部主催の化学クラブ研究発表会が3月14日(日)に東京理科大学神楽坂キャンパス6号館で行われ,本校科学部は「ベニバナの紅変現象に関する研究XⅢ」で口頭発表を行いました。今年の参加校は例年に無く多く,40校近い高等学校や中学校の生徒達が集い,それぞれの研究成果を発表しました。
 この発表会に参加して連続13年になりますが,本校も古株常連校としての位置付けがされているようです。振り返れば,はじめて参加した時に「金賞」を受賞し,それが今日まで続いている大きな原動力になっています。当時の部員達は早くも30歳を越えたことを考えると,よく続いているなと感心します。今回までの発表で,ベストポスター賞2回,研究奨励賞,進歩賞と評価され続けてきましたが,久し振りに「金賞」を授かることになりました。生徒達の頑張りと歴代の研究活動の積み上げてきた部員達に感謝の気持で一杯ですね。
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 ベニバナの研究は小生にとってライフスタイルになっています。自分には解明しなければならない責務と自然科学に向き合っていく人材を見出し,育てる義務があると認識しています。それを失ったときは,Dr.の資格は無いものと思っています。これからも生徒達と楽しく,のんびりと活動をしていきたいですね。
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