博士(工学)。天然物有機化学者、そしてベニバナ研究家です。“コツコツ実行”を志す努力家タイプ。好きな言葉は感謝。高校時代から頑固で寡黙、週7時間の工業化学実験に熱中し、専門書を読んでいました。理科は、教科書の中だけで終わらないのが醍醐味。サイエンスには無限の拡がりがある。「人生は化学平衡のようなもの。平衡移動の法則(ルシャトリエの原理)に従わない人生も楽し」なのだ。意味が分からない諸君、化学Ⅱを履修しなさい!
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科学部・夏の合宿

2008.08.24

 科学部は、夏休み最後の土・日に恒例の天体合宿を行いました。生憎、天候に恵まれず天体観測は出来ませんでしたが、部員たちの親睦は十分に図られたようです。普段は、試験管やビーカーに囲まれた化学実験が多いのですが、科学部ですので、地学分野の天体もテーマとして行います。寝泊りは実験室です。実験器具に囲まれた空間に布団を敷き(実験室専用のイスをうまく使います!)、そこで食事もします。
 夕食のメインはタンパク質。食事も立派な生化学実験です。 実験材料は、ウシ亜科(反芻亜目) Bovinae、家畜種のウシ Bos taurus です。

 ※今日の実験テーマ: Bos taurus を用いたタンパク質熱変性による旨み成分の変化と味覚との関連について

 熱源は、炭素原子が豊富にある「炭」を用い、実験操作は安全のため、主に顧問が行いました。測定用検出器は、生徒たち。検出器は、限られた実験材料を効率よく吸収し、データ分析を行い、正確な結果を出していました。
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 行動の全てがサイエンスなのです。実験終了後、「レム睡眠、ノンレム睡眠に関する実験」を全員が取り組みました(実験がなかなか進まない生徒が殆どでした)。
 科学部の合宿は、実験・観察が主となりますが、生徒間の親睦を図ることを大切にしています。近くのスーパーで食材を購入し、生徒達がメニュー(実験系)を組み、調理(実験操作)をします。大学のゼミ研修のような雰囲気です。当然、大学の研究室と異なり、高校生ですので、当然一品少ない食事となりますが、雰囲気は大学そのものかな?その雰囲気が小生は好きですね。でも実験もちゃんとしましたよ。

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 また、冬の合宿をお楽しみに。

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「科学教育連携シンポジウム2008」で思ったこと

2008.08.09

 こんにちは。今年も猛暑が続く夏休みです。9日(土)に,お台場にある日本科学未来館で行われた「科学教育連携シンポジウム2008」について小生が思ったことをお話ししましょう。
 
 毎年,科学部が代表として説明を行いますが,部長を筆頭に,人前でプレゼンする,対応することが年々上手になってきたということを感じました。人前で説明することなど経験少ない生徒が,場数を踏むことで少しずつではありますが,臆せず,アドリブで説明する。注文すること,期待することはありますが,今日の活躍を見て,よく頑張ったと思いましたね。

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 さて,ここからは,小生のブログの世界に戻しましょう。
 午後からは大人(教員)の時間。「教員・科学館・研究者セッション」になり,小生も参加しました。SSHやSPP等に取り組んでいる現場の教員,管理職,教育委員会,研究者とそれぞれの立場からパネラーとして発言がありました。その中で,京都にある私立大学の付属中学・高等学校の先生から,求められる教員として次の内容の発言がありました。


 最低限の3つ(教員の基本):高い専門性,授業力・話す力・書く力,生徒への愛情・教育への情熱


 これを聞いて,これで終了していたら,平凡なセッションだったでしょう。小生は,この内容は,教員として当然であることで,議論の対象外と思っています。それを最もらしく訴えてもだめだし,小生自身訴えて満足する気はありません。でも,悲しいかな,議論されていることが,今の日本の教育現状なのでしょう。で・・・。次の発言。先生曰く,これからは,さらに次の5つが求められるとのこと。
 
 ①幅広い知識・興味・関心(教科の枠を越えた知識・興味・関心),②企画力(校外との連携力,内弁慶はだめ),③プレゼンテーション評価力(生徒に的確に指導できる力),④英語教員以外の英語力(今後,需要が高まる),⑤チーム機能活性能力


 との事でした。①~⑤全てを持った教員がいたら,きっと,教員にはならずに別の道での活躍があるだろうなと思いましたね。小生も,①~⑤の必要性はあると思います。でも,一つでもあれば良いのかなと思いました。では,不足分をどう補うか。それは⑤だろうなと思いました。明確に目的意識を持ったリーダーがいて,それをチームで支えていく,連携することで物事は進むのでしょう。でも,世の中,これがまた大変なのも現実ですね。それが難しいから,出来にくいから四苦八苦しているのが現実なのでしょう。①~⑤も当然といえば,当然ですからね。
 人間の行動心理で,「必要なものは敏感である」「必要と思えば,思わせれば人は動く」「伝えたいものを持たせる」事ができれば,大義名分的な方針が無くても,人(教員も生徒も・・)は自ずと動くのでしょうねエ~。では,また・・・。

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2008年度SSH生徒研究報告会に参加して

2008.08.08

 猛暑となった本日,横浜みなとみらいにあるパシフィコ横浜国立大ホールにて,スーパーサイエンスハイスクール平成20年度生徒研究発表会が行われ,どんな様子か興味があったので小生も参加しました。3000人以上が入れる大ホールで,日頃の研究成果や質疑応答に対して堂々と発表している生徒達を見て,立派だなという思いとそれに携わる高校側の先生方,連携先の大学の先生方のご指導の様子が手に取るように判りました。

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 生徒達がSSH指定校で3年間学び,その後理数系に興味を持ち,将来の夢を抱き,それを実現できる確かなルートがより多くできることを祈るばかりです。以前のブログで,研究を目指した若者の残念な末路を紹介しましたが,それが全てでは無いにしろ,ステージやポスターセッションで目を輝かせて説明している生徒達を見ると尚更将来のルート環境を整備するのは大人の役目だと痛感しました。
 本校も,科学部やSPPに参加している生徒諸君のサイエンスに対する目の輝きやプレゼンテーション時の堂々とした発表を見ると成長がうかがえ,同じ思いをしますね。
 さて,本校の「SSH」はどうかな?
 SSH指定校のHPを見ると,ほとんどの学校が国公立大学,主要私立大学へ多く進学している学校でした。そういうレベルを有した生徒でないと“SSH”は無理かなと一瞬思いましたが,小生はそのようなレベルの生徒のみを対象としている“SSH”では無いと思うと同時に,どんなレベルの学校でも実施に向けて考えることは必要なのかなとも思いました。少なくとも“SSH”は必要ないと正面から完全否定すべきでないと思いました(いろいろご意見はあるでしょうが)。どんなレベルの生徒でも参加でき,生徒がサイエンスに夢を託せる教育システムとしての“SSH”であるようにしたいと思ったのであります。
 本校は「SPP」を推進していきます。決して,SPPの上位目標にSSHがある訳ではありません。それぞれ意義と目的が異なります。本校でSSHが必要であるという時が来るかどうか判りませんが,考える良い一日となりました。
 帰りはちょっと中華街でより深く考えに耽りました・・・。

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夕方は水泳

2008.08.05

 8月のブログもなるべく多くupしましょう。
 夏休みは,SPP,部活動,科学教育連携シンポジウムの準備などで何かと学校へ出勤したり,あちこち出張したりと世間が思うような休みはありません。でも,休みは自分のペースで出勤・退勤ができるので,メリハリをつけて過ごすようにしています。普段,お家で子ども達と接する時間が少ないので,できるだけ接する時間を持ちたいと思い,仕事きっちり,無駄な時間が無いように密度あるスケジュールをこなしています。
 最近は,夕方から新習志野駅前にある千葉県国際総合水泳場のプールに通っています。だいたい2時間弱子ども達と一緒に泳いでいます(歩いています)。久し振りに入ると数メートルしか泳げません。頭は,小中学生の頃の泳ぎを覚えているのですが,身体はまったくの金槌。良くニュースで,大人が溺れて・・・という事故が夏になると耳にしますが,こんな状況で川や海に飛び込み(服を着たまま入ればさらに悲惨な状況になります),記憶と身体のギャップが起こり,不幸な結果へと繋がるのではと思いました。
 今は少しずつ感覚が戻りつつあります。でも,水の中は気持良いけど,水から上がるとどっと疲れますね。みなさんくれぐれもご安全に。
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久し振りのラジオ体操第2

2008.08.01

 小学生の頃,朝6時30分からはじまるNHKラジオの体操によく参加したものですが,この夏休みに久し振りに娘と参加することができました。ラジオ体操第1は準備運動等で結構利用しますが,第2はそうめったに行いません。スピーカーから流れてくる独特の第2のリズムと手本を見ながら少しずつ当時が蘇ってきたのです。もちろん手本無しでは出来ませんでしたが,朝の匂いと空気,首から提げている判子を押すカードを持つ情景は35年前と変わっていない世界がそこにありました。
 懐かしい!

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