博士(工学)。天然物有機化学者、そしてベニバナ研究家です。“コツコツ実行”を志す努力家タイプ。好きな言葉は感謝。高校時代から頑固で寡黙、週7時間の工業化学実験に熱中し、専門書を読んでいました。理科は、教科書の中だけで終わらないのが醍醐味。サイエンスには無限の拡がりがある。「人生は化学平衡のようなもの。平衡移動の法則(ルシャトリエの原理)に従わない人生も楽し」なのだ。意味が分からない諸君、化学Ⅱを履修しなさい!
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2008年度SSH生徒研究報告会に参加して

2008.08.08

 猛暑となった本日,横浜みなとみらいにあるパシフィコ横浜国立大ホールにて,スーパーサイエンスハイスクール平成20年度生徒研究発表会が行われ,どんな様子か興味があったので小生も参加しました。3000人以上が入れる大ホールで,日頃の研究成果や質疑応答に対して堂々と発表している生徒達を見て,立派だなという思いとそれに携わる高校側の先生方,連携先の大学の先生方のご指導の様子が手に取るように判りました。

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 生徒達がSSH指定校で3年間学び,その後理数系に興味を持ち,将来の夢を抱き,それを実現できる確かなルートがより多くできることを祈るばかりです。以前のブログで,研究を目指した若者の残念な末路を紹介しましたが,それが全てでは無いにしろ,ステージやポスターセッションで目を輝かせて説明している生徒達を見ると尚更将来のルート環境を整備するのは大人の役目だと痛感しました。
 本校も,科学部やSPPに参加している生徒諸君のサイエンスに対する目の輝きやプレゼンテーション時の堂々とした発表を見ると成長がうかがえ,同じ思いをしますね。
 さて,本校の「SSH」はどうかな?
 SSH指定校のHPを見ると,ほとんどの学校が国公立大学,主要私立大学へ多く進学している学校でした。そういうレベルを有した生徒でないと“SSH”は無理かなと一瞬思いましたが,小生はそのようなレベルの生徒のみを対象としている“SSH”では無いと思うと同時に,どんなレベルの学校でも実施に向けて考えることは必要なのかなとも思いました。少なくとも“SSH”は必要ないと正面から完全否定すべきでないと思いました(いろいろご意見はあるでしょうが)。どんなレベルの生徒でも参加でき,生徒がサイエンスに夢を託せる教育システムとしての“SSH”であるようにしたいと思ったのであります。
 本校は「SPP」を推進していきます。決して,SPPの上位目標にSSHがある訳ではありません。それぞれ意義と目的が異なります。本校でSSHが必要であるという時が来るかどうか判りませんが,考える良い一日となりました。
 帰りはちょっと中華街でより深く考えに耽りました・・・。

トラックバック(0)|投稿者:Dr.Eng.Aki.
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