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望洋の学食は夏休みもにぎやかです。
野球部のマネージャーさんは、練習試合の終了を見計らって、学食スタッフの皆さんと昼食のセッティング。
準備完了のほぼ直後、お腹をすかした部員達がぞくぞくと入ってきます。
あまりにも見事な時間の読みに思わず感動してしまいました。
学校内に栄養管理の行き届いた学食があるというのは、やはり幸せなことです。
ずっと昔の生徒達の願いが通じて建築されたこの学食や講堂。残念ながら利用できなかった望洋初期の卒業生諸君、ぜひ母校に立ち寄られた折には学食をご利用ください。
原爆投下による悲劇は終わったことではない。今も悲劇は続いている・・・
今日、映画「夕凪の街 桜の国」を見て来ました。実は岩波ホールで、やはり原爆をテーマにした「ヒロシマ ナガサキ」が上映されていて、こちらはドキュメンタリーということもあって、どちらを見るかかなり迷ったのですが、「演じられている世界」を先に見たいと思い、表題の作品を観ることにしました。
映画の中身を語ってはいけないと思うのですが、一つだけ許していただくなら、
女優 田中麗奈の自然な存在感を書き留めておきたいと思います。見識のない私は、田中麗奈という女優をよく知りませんでした。正直なところ、ドラマ「GTO」や生命保険のCMに出ている時も、私はよくわかっていませんでした。しかし今日は彼女の魅力が自然な力となって伝わってきたのです。田中麗奈は「一人の人間をちゃんと演じられる」女優でした。「ちゃんと」と言うのは、演じている人間の人生すべてを観る者に感じさせる、と言う意味です。きっと日頃から人知れず勉強している人なのだと思います。演技のことはもちろん人の心や歴史、世界のことなど、自立した人間として意識的に学んでいるのでしょう。人や世界に対する深い理解と慈しみの心が、自然な演技に生かされていると感じました。
さて次はいよいよスティーブン・オカザキ監督作品「ヒロシマ ナガサキ」を見に行こうと思います。体調を整え、心の準備をしっかりして行くつもりです。生徒諸君も観た人がいたら、夏休み明けにぜひ声をかけてください。
東金に行く用事ができたので、ケーキのお店「シューベルト」に寄りました。実はここ「シューベルト」は卒業生のお父様が経営している有名店なのです。店内でケーキ選びをしていると、偶然、卒業生の吉田昌史君(01年卒)が私を見つけて出てきてくれました。6年ぶりぐらいの再会です。お父様は吉田富雄さんといって、菓子作りの世界で知らない人がいないぐらい素晴らしい方。現在、東金以外にあすみが丘と茂原にもお店があります。人気の高いケーキは予約しないと買えないことがあるほど。
吉田君が言ったひとこと・・・「大学、本当に楽しかったです!」・・・1日の疲れがすぅっーと消えていく思いでした。
立派にお父様の背中を追っている昌史君に会えて今日は本当に良かった!!!
01年3月卒業の吉田君 まもなく妻と二人の子供達の胃袋に入ってしまうケーキ達
我が家では「シューベルト」のケーキをめぐり、毎回のように「仁義なき戦い」が繰り広げられます。
我が家で育っているブラックベリーが色づき始めました。赤い実が黒くなったら食べごろ。そのまま食べても独特の弾力ある食感と甘酸っぱさがいいのですが、ジャムにするとどうなのでしょうか。まだ試したことがないので一度トライしてみようかと思っています。ただ、食べごろになるのを毎日見守っているのは、私だけではないのです。我が家を訪れる鳥たちが、毎日様子を見に来ます。グミもプラムも、鳥たちはちゃんと食べごろを知っていて、去年もちょうどよく熟した途端、2、3日で食べつくされてしまいました。ブラックベリーもちゃんと鳥たちの分を残してやろうと思います。
夏休みに入った教室ですが、毎日のように生徒達が補習や部活動に訪れています。教室の後方の掲示板には5月に実施された体育祭の応援旗が飾られているクラスがいくつもあり、今でも団結のシンボルになっています。この写真の旗も、私のお気に入りの1枚。この中にクラスの人たちのメッセージたくさん込められています。・・・「担任名がわかる漢字1文字」・「1番」・「勝利を目指すこと」・「クラス一人一人の力を結集すること」・「強さや情熱を感じさせる色づかい」・「輝かしい結果を手に入れること」・・今更ながら素晴らしいデザインですね。
応援旗もみんなの夏のがんばりを祈っていることでしょう。
パラドックス-逆説である。逆説の上に成り立つ世界。ビデオやインターネット、携帯電話、コンビニ・・・我々を時間の制約から解き放ってくれたはずなのに、人はけじめのない時間に囚われている。物が豊富にあれば我々の生活も豊かになるはずなのに、逆に貧しさを感じさせることもある。
今日、「ソフィア少年少女合唱団」の歌声を聴くという幸せを、生徒は勿論、保護者や地域の方々もご一緒に共有することが出来た。数曲が日本語の歌詞で歌われたのだが・・・
「日本語はこんなにも美しい言語だったのか・・・」
遠く、ブルガリアからやってきた10代の少年少女から、日本語の美しさを再認識させてもらうとは・・・・。あまりにも見事な逆説。貴重なひとときになった。・・・
合唱団一人ひとりの不断の努力を思い、心から拍手喝采!
今日、仙台に住む兄が久しぶりに我が家へ。お土産は勿論「牛タン」と「ずんだ餅」。この「ずんだ餅」がなかなか美味しいのです。厳選された枝豆が何とも言えない香気を発し、宮城の餅米「みやこがね」のねばりとコシが最高の食感と喉ごしをもたらします。なんだか「自然の、いいものを食べたぁ」と思わず言いたくなるような気分にさせてくれました。
持つべきものは、いくつになっても優しい兄ですね。
もうすぐ定年ですが、いつまでも長生きしてください。

野球応援 3回戦に行ってきました。
今日も燃え上がるような応援でした。結果は6対4で望洋の勝利!
スタンドにはたくさんの保護者の方々(卒業生の保護者の方も)、応援団、バトン部、吹奏楽部、在校生、そして卒業生。毎回県外から駆けつけてくれる卒業生もいます。
いつも、ありがとう!!
今春卒業したT君(中央)、努力して痩せた証拠写真掲載を快諾
このブログを始めて、予想外に卒業生諸君からの反応が多いことにびっくりしています。母校への真剣なまなざしを、在校生共々、しっかり受け止めなければと、改めて感じているところです。
それから卒業生諸君の活躍の様子もたくさん伝わってきていますので、許諾のとれた方から少しずつ紹介していこうと思います。
今日はその第1弾。96年卒業 舩木大輔君。舩木君もtristar宛にメールをくれた一人です。お見せできないのが残念ですが、彼からいただいたメールの文面を見て、彼を知る教師がみな目に涙をためて・・・舩木君は今、美術を通して社会や人と関わる仕事をしています。その素晴らしい仕事ぶりは、私の拙い文章よりも、直にホームページを見ていただいた方がいいでしょう・・・というわけで、アドレスを紹介します。下のバナーをクリック。
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古い話で恐縮ですが、私が30数年前に国語を教えていただいた茂田先生は、中学1年生の私たちにもどんどん難しい言葉を教えてくださる先生でした。
「彫琢(宝石などを刻んで磨くことから、文章・詩などを練って立派に仕上げること)」という言葉を知ったのもその先生のお話からでした。・・・「君たちの人生も『彫琢』だよ。言葉遣いにも、立ち振る舞いにも、君たちが自分の人生をどのように彫琢したかが表れる」
放課後の校内を回っていると、「彫琢」という言葉がぴったりの場面に出会いました。コンクールが目前に迫った吹奏楽部が校内さまざまな場所でパートごとに、自分たちの音楽を一音一音まさに「彫琢」しています。楽しそうだけれど、すごい緊張感が伝わってきました。
難しいパッセージの多いトランペット 真剣勝負の連続です
クラリネットの音がきれいになってきたぁ 最近、風格の出てきたサックスパート!
今日は「夏の吹奏楽祭」が君津市民文化ホールでありました。中学校や望洋の演奏を聞いてきたのですが、このホールは本当に良い響きですね。
ところで皆さんはこの君津市に君津中央図書館という極めて優れた図書館があるのをご存知ですか?設計も運営も間違いなくトップクラスの図書館です。
最近、老眼のために本を読むペースがすっかり落ちていますが、私は図書館の空気が好きです。旅先でも、その土地の図書館があると、つい、ふらっと入ってしまいます。
君津以外に、私が訪れた中で素晴らしい設計と運営がなされていると感じた図書館を挙げてみます。
市川中央図書館・・・全国の公立図書館の手本とされたような素晴らしい図書館。スタッフのきびきびとした動きがプロフェッショナル。
次の二つは県外で遠いですが・・・
伊万里市民図書館(佐賀県)・・・歴史的な陶器の町を反映した設計が秀逸。建築家にこれだけの仕事を任せることのできた伊万里市に脱帽。きっとすぐれた見識を持つスタッフがいたに違いない。
石狩市民図書館(北海道)・・・ここも設計が素晴らしい。極めて意欲的な運営がされていて、地域における「知のリーダー」的役割を図書館がきちんと果たしている。ここも建築準備段階から現在の運営に至るまで、極めて優秀なスタッフの存在を感じる。
まだまだ訪れたことのない図書館が多数ありますが、いつも思うことは、必ずしも大都会の図書館だけが優れているわけではない、ということです。地方の小都市にも素晴らしい空気をもった図書館があります。これも掘り出し物。優れた図書館の縁の下には、必ず優れたスタッフがいるはず。そういう人達に会ってみたいと、夢のように思うこの頃です。
中学生の皆さん
体験入学(8/2 ・ 8/25)の国語「漢字漢文おもしろ教室」は、私が授業を担当いたします。入試に直結するようなネーミングの科目に人気が集中しそうですが、「漢字漢文おもしろ教室」は、家族や友達に思わず語りたくなっちゃうトリビアの特盛り状態。どうぞふるってご参加ください。
最近、市原市内の古本屋さんで見つけた掘り出し物。『白楽天全詩集第2巻』。前から欲しかったので、見つけたときは嬉しくて・・・でも親切そうなお店のご主人に聞いたら、あるのは第2巻だけとのこと。ちょっとがっかりしたのですが、鉛筆で書かれた値段を見てびっくり!「ご、ごっ、ごひゃくえんんん!」・・・だって元の値段は1冊で9000円だよ。5000円の間違いじゃない?どきどきしながら、500円玉を出すと、ご主人いわく「買ってもらってありがたい。こういう本、全然売れないからね(にこっ)」・・・なんかこちらが良いことでもしたような感じになってしまって・・・こんな内容の濃いものが1ページあたり0.5円で勉強できるなんて・・・市原の古本屋さんは、時々、神田ではありえないようなことが起こります。神様からの贈り物だと思って、心から感謝。

放課後の第2グランドからは、いつも女子ソフトボール部の元気な声が聞こえてきます。
部の雰囲気、活気があって最高ですね。

夕方、校舎から出ると、どこからか私の背に「サヨーナラー!」の大声が・・・
「えっ、どこどこ?・・・おぉ、そこか、そこか・・・ベランダだぁ!」・・・
3年男子が気持ちのよい挨拶をしてくれました。
そこで思わず写真をパチリ。
本当にこの明るさと礼儀正しさのおかげで、毎日幸せな仕事ができます。

6/29にブログで紹介した「青バス」に弟ができました。
2台目の青バス登場! この夏は早速、兄弟でフル稼働してくれるでしょう。


雨だから生徒の帰宅も早いかな、と思って歩いていると、生徒いっぱい残っています。
図書室の1人用学習机いいね。集中できそう。疲れた眼に窓の外の緑がやさしい。


男子も仲良く並んで学習中でした。 教室では女子が猛勉強中。
そっかぁ、毎週水曜日の1限は、3年生、数学の試験なんだよね。


みんな一生懸命だから、あまり声かけなかったけれど、ざっと30人ぐらいの3年生があちこちで学習していました(^0^)
みんなの健闘を心の底から祈っていますよぉ!がんばれー!!
ブログ読者の中にも趣味が魚の飼育(アクアリウム全般)という方がいらっしゃると思います。私はかれこれ20年近く前にカクレクマノミとイソギンチャクの共生に憧れて、東京や神奈川のショップをいくつも回りました。でも結局、海水魚飼育の困難さに腰が引けてしまい、チャレンジを取りやめた苦い経験があります。今はメダカを細々と飼っているだけ。
ところで、7月14日東海大学海洋科学博物館の中に日本初の「クマノミ水族館」がオープンします。元々この海洋科学博物館は、すでに30年前、日本で初めてカクレクマノミの繁殖に成功し、日本動物園水族館協会から繁殖賞を受けた実績ある水族館。「ファイティング・ニモ」がヒットするずっと前からクマノミと取り組んでいたのですね。
海洋科学博物館は「東海大学社会教育センター(静岡県静岡市清水区三保)」の中にあり「自然史博物館(恐竜)」も併設されています。清水にはおいしい海産物が安く食べられるお店もありますよ。夏休みの自由研究を兼ねたお出掛けにいかがですか。

東海大学社会教育センター提供
望洋の新しいホームページとこのブログ、卒業生の間でも急速に評判が広がっていました。この土日だけで7人の卒業生からメールや電話が・・・。「ブログ読んでなつかしくなったから」とか・・・。そしてみんな必ずリクエストを入れてくれます・・・が・・・
以下、その身勝手ぶり・・・
「I先生の写真が見たい」、「元3年8組の教室を見せて」、「学校の近くにできた道路と信号の写真載っけて」、「5階ベランダからの眺めをパノラマで」、「床磨きのポリッシャーを見たい」等々、ずいぶん注文の細かいリクエストもありますが、それぞれに思い出があるのだと思えば・・・そのうちなんとかしましょう。しばらくお待ちを。
ところで卒業生のみんな!卒業すると「『母校』ということの本当の意味」が、「単に卒業証書を持っていることではない」と実感できるでしょ。連絡くれて本当にありがとう。

ブログを編集していたらプリンが焼き上がってきた(^0^)
でも身体の関係で一口だけ・・・(T _ T)
望洋の図書室前には、しばらく前から七夕の笹が飾られ、多くの生徒が短冊に願い事を書いていました。西洋でも中国でも日本でも、時代を問わず、人は星に多くの願いをかけてきたものです。皆さんは何をお願いしましたか?

野球場に行くと、野球部のマネージャー達が仕事中でした。部を支えるマネージャーは毎日毎日たくさんの仕事があって大変そう。練習試合のある日は、きっと放送など普段にはない仕事が増えるのだと思います。
彼女たちの普段の仕事ぶりは時に「黙々と」、時に「元気よく」なのですが、もう一ついつも思うことは、「とても、ていねい」だということです。この「ていねいさ」を支えているのは何だろう・・・。「仕事だから」と言ってしまえば、それまでですが、何か違う力が動いているように思えるのです・・・・・
それはもしかしたら彼女たちの「祈り」ではないでしょうか。祈りの強さが、彼女たちに独特の落ち着きと、ていねいな仕事をもたらしているのではないかと。黙々と仕事に没頭するその瞳を見て、一層そう思わずにはいられませんでした。

陸上3年女子が元気に挨拶してくれたので、パチリ。
この明るさとスマイルが好き。充実感に裏打ちされた生徒の笑顔は、教職員も元気にしてくれます。

陸上競技部は今年もインターハイに出場します!
昼休みに3年の教室に行きました。お弁当派の生徒が・・・いるいる(^0^)
なかなかバランスがとれてますねぇ。鳥のそぼろもあります。おいしそう!
弁当箱の下に「アイスバッグ」が・・・この心づかい、泣けます。


食べるの早い!でも極上黒毛和牛ステーキ(?)はお楽しみにとってあります。
保温派にも出会いました。


次の2枚は女子。女子のお弁当って、ビジュアル的に「明るい」ですよね。
どういうわけか。いつの時代も。


みんな、おいしそうに、うれしそうに食べてました!
昨夜は羽田から熊本までちょっとフライトしてきました(シミュレーターの話)。一旦、熊本空港上空(ハイステーション)を通過後、島原湾に面する山を迂回するように進入します。

熊本空港ランウェイ07を目指してアプローチ中のB777-300 眼下に熊本市街が見える


ILSオンコース、オングライドパス 正面に滑走路を捉える 見る見るうちにスレッショルドが迫る
詳しい人が見れば、まだ自動操縦で飛んでいることがわかってしまう f ^_^ ;
実は熊本空港ランウェイエンドに隣接して「東海大学宇宙情報センター」があります。人工衛星からの観測写真を、テレビ等でご覧になった方も多いのでは・・・。ここは地球観測衛星データを受信し、情報技術センターと協力してデータ解析するだけでなく、衛星では得られない地上データの観測も行い、総合的な地球観測基地として、世界トップレベルの研究成果を上げている施設です。


東海大学宇宙情報センター(TSIC)提供
さて、今夜はセスナに乗り換えて、阿蘇方面に飛び、農学部上空を表敬訪問しましょうか。
季節によってスペシャルなメニューもある望洋「のぞみ食堂」。とても明るい女子たちと、まじめそうな(?)男子を見つけて早速1枚ずつパチリ。食堂は今日もみんなの胃袋を大満足させてくれるでしょう。


こちらは自販機コーナー。紙コップはデポジット制でリサイクルしています。飲み終わった専用の紙コップを回収機に入れると、10円がチャリーンと戻る仕組み。取り忘れないようにしましょう。(本校ではペットボトルのリサイクルシステムもできています)


愛情たっぷりのお弁当はもちろん素晴らしいですが、きちんとした食堂があるというのは、やはり心強いですよね。中学生や保護者の皆さん、本校にお越しの際は、ぜひ食堂の料理と10円玉チャリーンをお試しください。
古き(?)良き知人から届いたマスクメロン。いつもありがとう!たまには私の方からも何か送らなきゃ。気長に待っててくだされぇぃ・・・おいしいんだな、JA長生のマスクメロン。楽しみぃ。
房総はおいしいものが本当に多くて幸せです。苺、枇杷、トマト、落花生、とうもろこし、山芋・・・。外房のカツオ。木更津の海苔。「なめろう」や「さんが焼き」も短時間で食べて帰ってこられます。

今日は事情があって、夕飯を外で済ますことになりました。私のテーブルの近くには母親とその娘さんらしい、うら若き女性が食事をしています。時々会話が聞こえてきますが、別段気に留めていませんでした。ところが、二人がごちそうさまをするあたりで母親が発したある言葉が、私の忘れていた記憶を蘇らせてくれました。
「・・・それは紅箸(べにばし)といってね、・・・女性のたしなみとして恥ずかしいことなのよ・・・だから・・・そう、箸袋を・・・こう・・・・折って・・・」 「紅箸」という言葉とともに娘に女性のたしなみを伝える母親。その話を嬉しそうに聞く娘。お隣の会話に耳を傾けるのは、はしたないことですが、はっとして襟(えり)を正したくなるような気持ちになりました。
自分は男であるし、「紅箸」という言葉を聞いたのは本当に数十年ぶりです。どこで覚えたのかも思い出せません。ただ「言葉が貧困になると、マナーやたしなみも消え、文化も貧しくなる」という、高校時代の恩師の言葉が一緒に思い出されました。
和食レストランにいらっしゃったお母様、「紅箸」という言葉を久しぶりに聞けてうれしかったです。お母様もお嬢様も、本当に素敵でした。
6月15日に、図書司書橋本先生の仕事を「提案力」という側面から紹介しました。読んでいただけましたか?
今日は彼と図書委員&図書ボランティアの作成した「手書きPOP(Point of purchase)」を紹介します。
橋本先生は豊富な読書に磨かれた目利きによって、直感に訴えてくるようなPOPを作る方です。そういう橋本先生の遺伝子は生徒達にも受け継がれ、今では委員やボランティアが積極的に読書をし、せっせと手書きPOPを作り上げています。そんな手作りPOPのストックが空き缶にいっぱいあるのを見せてもらいました。どれを読んでも、その本を読みたくなるような魔法がかけられていて、困ってしまうほど。望洋の図書委員経験者から将来、編集者や作家、丸善や紀伊國屋、ジュンク堂というような有名書店の名書店員になる人が出たらすごいですね。
もちろん、橋本先生自身がどこか大きな書店のブックアドバイザーだったら、「手書きPOP」一つで、数千冊を売り上げるようなカリスマ的存在になるかもしれません。これは決して大げさな話ではなく、事実、津田沼のある書店でのこと。「何度読んでも肌が粟立ちます」というPOPを添えられた『白い犬とワルツ』(テリー・ケイ著/新潮社)が、一躍ベストセラーに躍り出た話は業界で知らない人のいない有名なことです。
考えてみると、望洋の図書室は、代々優れた司書の方が仕事をされてきました。前任のT先生も本当にいい仕事をしてくださいました。こういう人達の貴い仕事が「日常」となっているこの空間を、ごく当たり前に利用できる生徒や教員は本当に幸せだと思います。



学校見学等にお出かけの際は、図書室の「手書きPOP」にもご注目ください。司書教諭を中心とした図書委員の豊かな活動をお感じいただければ幸いです。
6月22日のブログで学園オリンピックのことに触れました。教科部門のセミナーが行われる「東海大学嬬恋研修センター」は素晴らしい環境の中にあります。私のファミリーもここの自然が大好きで、毎年センターに宿泊し、高原植物の観察をしたり、のんびりお湯につかったり、清流で遊んだり。
写真の手前はバラギ湖。前方正面に見える三角の屋根が研修センターです。国語オリンピックでは、センターからバラギ湖周辺をめぐって、吟行を行い、その後句会を催します。右側の写真は、家族とセンターから30分ほどハイキングをして、「石樋(いしどい)の滝」に行った時に発見した「オオサンショウウオ」の赤ちゃん(?)。子供達も大喜び。しばしお話をした(?)後、、また岩陰に戻って行きました。嬬恋に今年も行きたいものです。
嬬恋のことは、また時々紹介します。高原植物や、おいしいものなど。

