6月15日に、図書司書橋本先生の仕事を「提案力」という側面から紹介しました。読んでいただけましたか?
今日は彼と図書委員&図書ボランティアの作成した「手書きPOP(Point of purchase)」を紹介します。
橋本先生は豊富な読書に磨かれた目利きによって、直感に訴えてくるようなPOPを作る方です。そういう橋本先生の遺伝子は生徒達にも受け継がれ、今では委員やボランティアが積極的に読書をし、せっせと手書きPOPを作り上げています。そんな手作りPOPのストックが空き缶にいっぱいあるのを見せてもらいました。どれを読んでも、その本を読みたくなるような魔法がかけられていて、困ってしまうほど。望洋の図書委員経験者から将来、編集者や作家、丸善や紀伊國屋、ジュンク堂というような有名書店の名書店員になる人が出たらすごいですね。
もちろん、橋本先生自身がどこか大きな書店のブックアドバイザーだったら、「手書きPOP」一つで、数千冊を売り上げるようなカリスマ的存在になるかもしれません。これは決して大げさな話ではなく、事実、津田沼のある書店でのこと。「何度読んでも肌が粟立ちます」というPOPを添えられた『白い犬とワルツ』(テリー・ケイ著/新潮社)が、一躍ベストセラーに躍り出た話は業界で知らない人のいない有名なことです。
考えてみると、望洋の図書室は、代々優れた司書の方が仕事をされてきました。前任のT先生も本当にいい仕事をしてくださいました。こういう人達の貴い仕事が「日常」となっているこの空間を、ごく当たり前に利用できる生徒や教員は本当に幸せだと思います。



学校見学等にお出かけの際は、図書室の「手書きPOP」にもご注目ください。司書教諭を中心とした図書委員の豊かな活動をお感じいただければ幸いです。