野球部の甲子園初出場が決まって以来、懐かしい卒業生から10年ぶり、20年ぶりの連絡がたくさん入ってきます。そんな卒業生の一人に大治郎君がいます。黎明期の吹奏楽部において部員が急減してしまったある年、彼はたった一人で建学祭のステージに立ち、「吹奏楽部の大治郎です」と挨拶してクラリネットを演奏してくれました。普段とても繊細な彼が、この日はとても力強く、堂々と演奏していました。僕はこの時の光景を思い出すと、今でも目頭が熱くなります。現在は定期演奏会を開催し、東関東大会にも進出する吹奏楽部ですが、大治郎君が必死に守ってくれた「灯」があったことを、後輩たちにも知っていてほしいと思います。彼とはマーラーの演奏会に行ったり、文学を語り合ったり、懐かしい思い出がいっぱいで、すっかり長電話になりました。奥様とも初めて話しましたが、声も言葉遣いもきれいな、本当にすてきな方でした。
今回久しぶりにメールと電話で連絡を取り合い、大治郎君が作詞作曲した曲が音楽の教科書に掲載されていることを知りました。さらには合唱曲集にまで。がんばったねぇ!
大治郎君に写真掲載の許可をいただきました。
大治郎君とすてきな奥様に会える日を楽しみにしています。