中学時代に理科を教えていただいた斉藤由一先生は実に個性的な方でした。先生の陣地である生物部の温室とその周囲の「大自然」は、いつ訪れても驚きと感動と恐怖の世界でした。斉藤先生は私たちにこう話されました。「将来、自分の家に実のなる木を植えなさい。そしてその実を野鳥が食べに来る・・・近所の子どもたちが取って食べる・・・こういうことの出来る木を植えなさい。」
今年もプラムの清楚な花が咲きました。やがて実が熟すのを待ちきれないかのように野鳥がやってくるでしょう。
斉藤先生から受けた教えの中で、唯一実践できていることです。先生はとうの昔に亡くなられましたが、子どもたちにも伝えていこうと思います。