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>旧制東海大学設立認可申請書
松前重義博士の精神と活動を継承するため、また東海大学建学の精髄として、さまざまな取り組みを展開しています。
東海大学の教育と研究成果を、多分野にわたる講座で還元しています。
1.旧制東海大学設立認可申請書
(東海大学50年史資料)
東本第二六五号
東海大学設立ノ件認可申請
今般大学令ニ依リ東海大学ヲ設立致度候條御認可相成
別紙書類ヲ具シ此段及申請候也
昭和二十一年二月十八日
財団法人東海大学
理事 梶井 剛
文部大臣 安部能成 殿
<解説>
旧制東海大学は、1946(昭和21)年5月1日文部省の認可をうけて設立されました。大学課程は予科3年(文科・理科)、文学部3年、理工学部3年、研究科2年以上、という内容でした。それまでの財団法人の名称もここに「東海大学」と改められ、創立者松前重義の念願であった大学設立構想は、ここにようやく具体化されました。終戦後の混乱の最中、駒越別府(現静岡市清水区)に設置された校舎には、多彩な人材が集りました。しかし、認可からまもなく松前は公職追放のため学校経営から離れることとなり、戦後の混乱期の中で緒に就いた大学運営も困難な局面をむかえることとなります。
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